蔵改修工事
- 2022/09/17
- 特建事業部 籔 一典
現在、土浦市内にて蔵の改修工事を行っており、先月、新しく窓を設けるため、
職人さんに壁を切ってもらいました。
中央部に縦に線が入りました。
実は、中から職人さんが、こぎりで切っているところでした。
ただ、壁が頑丈で写真の様に丸ノコで挑戦することになりました。想定外でした。
廻りの漆喰を気にしながら、悪戦苦闘していただき、ようやく窓の開口が出来上
がりました。
皆さんの中には、「なんだ大したことない」とお思いの方もいるかと思いますが、
この写真を見てください。今みたいに素材が充実していない時代に竹と漆喰で固
めてあり、簡単に壊れるつくりではありませんでした。
これでは、職人さんも苦労するわけです。明治の建物は本当に凄いですね。
工事の方は、現在終盤に入っており、上記開口にはサッシが入っています。
完成したら、またお知らせいたします。おしまい。