ぽぽ
- 2022/10/09
- 住宅事業部 野口 京子
住宅事業部の野口です。
皆さんのお宅では回覧板って回ってきますか?
ネット社会のこの時代に・・・
市の週報等がファイルに挟まれ、お家からお家へとリレー形式で回覧しているもの(?)ですね。
月に2回位回ってきます。いつもなら出勤時に車をちょいと停めて次の方の玄関先に置いてくるのですが
たまたま休みの日だったので歩いて回覧板を届けに行きました。
するとちょっと離れたところから「お~お~」と声をかけられました。
すぐ近くの家のご主人なのですがお会いするのはもう何年ぶりでしょうか?
80歳代なのでしょうか? 私が小さい頃会っていたイメージからは大分、変わっていてすっかりおじいちゃんになってました。
「ぽぼ食べっか?」
「え?」
「ぽぽ食べっか?」
「えー???」
どうしても会話が進んでいきません💦
差し出されたものがこれです!
「食べてみろ!旨いから!」と・・・
ここから少し会話は続きましたが・・・
お礼を言ってお別れしました。
なんかふわぁ~と心が温かくなったようなちょっと涙も出てきそうな・・いろんな想いがぐるぐる状態に。
父も生きていたらこんな感じかなぁ・・・とか
現在分譲されている土地、建売の現場に行ってもこんな光景は見る事ないだろうなぁ・・
なんてちょっと貴重な体験でした。
そしてこの「ぽぽ?」の正体は 間違いなく「ぽぽ」でした。
明治時代に渡来し、一時はブームとなったものみたいです。
1940年代頃から次第に姿を消していき今では栽培している農家さんは少ないため「幻の果実」と呼ばれているそうです。
早速いただきました
写真ではエー⁉って感じですが
これがとても良い匂いがして、すごく甘くて マンゴーの熟したもののような・・・⁉
(ってマンゴーの熟したもの食べたことありませんが)美味しいんです。
種も大きくて数も多くて・・・つい埋めちゃいました。
目が出たらいいんだけど きっと無理でしょうね。
でも おじちゃん ありがとう!
という日々の出来事でした。