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地鎮祭あれこれ

2024/02/07
工事部 神保 尊秋

特建事業部の神保です。前回1/18付けブログで触れておりました新たな現場が始まりました。2/1付けのブログで菊地がご紹介した現場になります。まだ仮設・準備段階ですが興味深いところを掘り下げてゆきたいと思います。

 

地鎮祭といえば多くが神式ですね。私たちはあらゆるものに神が宿っていることを自然に思っているのではないでしょうか。「千と千尋の神隠し」で見るような「八百万(ヤオヨロズ)の神」です。

地鎮祭で神主さんの祝詞(ノリト)をよく聞いていると神々を呼び出して、どのような人・会社が工事を発注し、成し遂げ、無事に終え、末長く繁栄するようにお願いをしています。最後に神々に戻っていただき、敷地を清めて終了という次第になっていることに気づきます。あらゆるものに感謝する精神が感じられます。

  『jitinnsai01』の画像  『jitinnsai03』の画像

祭壇の後ろは赤白と青白の垂れ幕になっていて、赤白は縁起のよいおめでたさ、青白は神聖な結界を意味します。この青色は「浅葱色」と言って、本来は写真で見るよりは薄い色です。この色について調べると興味深いお話があります。

 

また、現場の担当をしていると必ず聞かれるのが、方位と祭壇の向です。東西南北を調べておき、祭壇の向きは「南向き」と迷わずに言います。それは日が祭壇に差し込み、参列者が日を背にして儀式を行うためです。古事記の中で、神武天皇の東征の時、日を背に進軍したらうまくいったということを思い出だします。

 

そんなこんなで無事「地鎮祭」を終えました。これからも建築工事に関する気づき・話題を取り上げていきます。

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

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